・令和6年度茨城県高文連自然科学部研究発表会 兼 第48回全国高等学校総合文化祭香川大会 自然科学部門 茨城県予選
令和6年11月3日(日・祝)、茨城県立土浦第三高等学校で行われた、全国総文祭自然科学部茨城県予選に当たる、茨城県高文連自然科学部研究発表会に、科学系部活動の生徒たちが参加しました。
物理部
・ドミノ倒しの規則性と考察Ⅱ【物理部門】
化学部
・凝固点降下に与える分子構造の影響(2年次)【化学部門】
・口腔内反射区の刺激による身体に与える影響(2年次)【生物部門】
生物部
・電気を流すことによるヒカリモの膜形成への影響について(2年次)【生物部門】
・浸透圧を利用した新たなモル濃度測定法の検討(1年次)【化学部門】
・返信モーターとハブティクスの振動が人体に与える影響の比較(1年次)【生物部門】
地学部
・流水中の真砂土が流水の侵食力に与える影響について(2年次)【地学部門】
・液状化現象におけるマンホールの形状と浮き沈みの関係(2年次)【地学部門】
・気象的な観点による日立の活性化(2年次)【地学部門】
・河川上流域の河岸土壌としての腐葉土の役割について(1年次)【地学部門】
以上の、10件の研究グループがエントリーして、自分たちの研究成果をスライドとポスターにまとめ、発表しました。今回は、エントリー数多数により質疑応答が審査員の先生方からのみだったり、JR遅延による時間変更で、ポスターのコアタイム(審査時間)がなかったりとイレギュラーなことが多い大会でした。しかし、生徒たちは、日ごろの研究と大会直前の発表練習の成果を遺憾なく発揮しました。審査員の先生方からも、質問だけでなく、アドバイスなどをいただくこともできました。
講演会では、筑波大学システム情報系の合原一究先生が「カエルの合唱」と動機現象について実験を交えながら、ご講演くださいました。さらに、講演後には実験に使った装置を生徒が触れる時間を用意してくださり、本校生も興味津々で実験器具を動かしていました。また、この大会は、運営も生徒が行うため、司会や計時、ドア係や審査員の先生の誘導など、係の仕事もあり、忙しくも、充実した1日となりました。
結果は以下の通りです。
【物理部門】 最優秀賞 「ドミノ倒しの規則性と考察Ⅱ」(全国総文祭 推薦)
【化学部門】 優秀賞 「凝固点降下に与える分子構造の影響」
【生物部門】 奨励賞 「偏心モーターとハプティクスの振動が人体に与える影響の比較」
【地学部門】 最優秀賞 「液状化現象におけるマンホールの形状と浮き上がりの関係」
優秀賞 「流水中の真砂土が流水の侵食力に与える影響について」(全国総文祭 推薦)
奨励賞 「日立の気象的な観点による空の考察」
【ポスター部門】最優秀賞 「液状化現象におけるマンホールの形状と浮き上がりの関係」(全国総文祭 推薦)
*発表の様子などの詳細は、各部活動のページをご覧ください。