セミナー|令和7年10月28日

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サイエンスセミナー「日立研究所研修」

サイエンスセミナー「日立研究所研修」では、株式会社日立製作所 日立研究所での研修を実施しました。

日立研究所では、各所属研究グループの概要発表の後、実験設備を見学しました。例えば水素製造Grでは、小型スタックに高電圧を印加し、水からの電気分解で実際に水素を製造している実験を見せてもらいました。日立Grでは水素製造だけでなく輸送も手がけており、既存の都市ガス配管に水素を混入させ、日東電工の水素分離膜を用いて、使用者側で都市ガス/水素を分離する設備を追加で見せてもらうなど、研究所側からも好意的に協力いただけました。例えばAIを活用したドローン操作の実証実験を行っている研究グループでは、実際にドローンを自動運転により離陸から着陸までの実演を見ることができました。人があらかじめ航路を設定しておいて運行させるだけの場合に比べて、実際に天候や風速などのさまざまなパラメータを自動的に取得して、最適な運行経路を判断して飛行することが可能とのことでした。過疎地域や災害で孤立した地域への物資等の運送など、さまざまな場面での活用を想定していらっしゃるとのことでした。生徒からも積極的に質問があり、関心の高さも伺えました。

また、今年度から新たに研究者とのワーキングショップを始めており、生徒が日頃から取り組んでいる白亜研究のテーマを現役研究者に説明して質疑応答を含むディスカッションを通じて、研究の着眼点や発想、データの見方などを学ぶ非常によい機会となりした。予定していた時間をオーバーするなど、生徒からも積極的な質問がでており、最先端の科学技術に触れ、研究者の仕事ぶりの一端を知る大変有意義な研修となりました。

受講した生徒から、「今回は日立製作所について学ぶだけでなく、将来の進路や職業を決定する機会になった。」、「研究するに当たっての条件やパラメータ設定のコツや、研究の芯はどこか定める方がよいということなど、色々聞けて良かった。無理に新しいものを研究するのではなく、既にあるものをより良くするためにも研究するんだと言われ、なるほど と思えた。」といった感想を持ちました。高校や大学では学ぶことのできない貴重な経験ができたようです。

開催概要

  • 日  時 : 令和7年10月28日(火)※創立記念日
  • 場  所 : 日立オリジンパーク、株式会社日立製作所日立研究所
  • 参加人数 : 希望生徒16名