医進ニュース(令和4年3月16日)

・難関大合格者との座談会について

 3月16日の放課後、令和4年度大学入試(前期日程)で 難関国公立大学に合格した卒業生 をお招きして、座談会を開催いたしました。
 1・2年生の参加希望者が多く、座談会は「文系・理系・医療系」の3つの会場に分けて実施いたしました。

 


 東京大学や京都大学、一橋大学などの超難関大学に現役合格を果たした先輩たちのお話を聞けるということで、どの会場も1・2年生の参加者であふれていました。

 


 卒業生たちからは大学を選んだ理由、受験勉強で工夫した点や苦労したこと、合格の秘訣などのお話がありました。
 また、1・2年生からの質問に答える形でさまざまなアドバイスをいただきました。

 


参加生徒の感想
・今年度難関大学に合格した先輩方の話を聞いて、普段聞くことができないような勉強に対する考え方や合格の秘訣、実際に使っていた参考書の話など、来年の受験を見据えた情報を得ることができてよかったです。また、自分の第一志望大学に合格した先輩の話を聞くことで、受験勉強に対するモチベーションを高めることができました。

・座談会では難関大学に見事合格された先輩方から、これからの自分達へ向けての受験へのアドバイスを頂くことができ、貴重な体験となりました。特に多くの先輩方がおっしゃっていた、勉強における「量より質」についてです。今までの自分は「質」より多くの問題に触れる「量」に焦点を当てて勉強をしてきました。「量」をこなせば自然と成績が伸びると考え、がむしゃらに取り組んでいました。しかし、ひとつの問題から多くの知識を得ると言った勉強の「質」の向上が重要であると学びました。時間がない中でいかに効率的に知識を得るかという先輩方の視点はとても印象に残りました。素晴らしい先輩方と時間を共有することができた喜びと、今回の座談会で得た経験を胸にこれからの自分達の受験にむけてより真剣に取り組んでいきたいと思います。

・私は事情で少し遅れて座談会へ行った。入った瞬間、誰も私の事など気づかず真剣に先輩方の話に聞き入っていた。前に座る先輩方は私と一つしか変わらないのに戦いを勝ち抜いたような、洗練された顔をしていた。その雰囲気に少し尻込みしてしまう程だった。しかしそんな事を思ったのは最初だけで、生徒からの質問に先輩方は終始穏やかに話し、ユニークな回答に笑いが起こったりもした。そんな話しを聞いて分かった事は、勉強法に間違いはないという事だ。例えば量重視の勉強をして合格した先輩がいれば、逆に質重視の勉強で合格した先輩もいた。だから何をするのが正解なのではなく、自分にとっての正解を見つけ出す事が重要なのだと知った。堂々と自分の経験を述べる先輩方は格好良く、輝いていた。この座談会は、私も来年あの場所に立ちたいと思わせてくれる素晴らしい時間だった。