お知らせ
・茨城大学工学部との高大連携事業がオンラインで始まりました!(開校式・第1回講座)

 平成17年度より本校と茨城大学工学部との間で実施している高大連携事業「最先端の科学技術とものづくりの楽しさ」が,今年も9月1日(火)からスタートしました。例年であれば,本校の生徒が茨城大学工学部の日立キャンパスに行って講座を受けますが,本年度は新型コロナウィルス感染症の感染予防の観点から茨城大学工学部と本校をテレビ会議システムで結び,本校を会場として受講しました。

 9月1日(火)には開講式が行われ,茨城大学工学部長の増澤徹先生からご挨拶と工学部の紹介があり,高大連携講座をコーディネートしている工学部の道辻洋平先生から講座全体の説明がありました。

 9月2日(水)から講座がスタートし,道辻先生から「機械の振動現象と鉄道車両への応用」というタイトルで講義があり,事前にボルトとナット,輪ゴムを送ってもらい,オンラインで説明を受けながら共振現象を体験する実験を行いました。このような物理現象が,鉄道車両の揺れを少なくするために応用されていることを学ぶことができました。また,大学で工学を学ぶ意味や進路の考え方についても触れていただき,今後の進路についても考えることができました。
 参加した生徒は,「電車を利用しているので揺れを感じたいと思った」「数学の方程式を使って運動が表せると分かった」「今物理の授業で学習している内容は実生活の中で使われていて,強く結び付いているなと思った」など,それぞれに新しい発見をしたようです。

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開講式 9月1日(火)
開校式の様子

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第1回 9月2日(水)
オンラインで道辻先生の講義を受ける生徒

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ボルトとナット,輪ゴムを用いた共振現象を体験する生徒