日立一高SSHの計画
日立一高オリジナルSSH科目(学校設定科目)(令和5年度)


・SSH科目「白堊研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」について

・白堊研究Ⅰ

(1)目的
 「白堊研究Ⅰ」では、論理的思考力や表現力、探究心等を高めるとともに、研究の進め方など、基本的な研究のスキルを身に付けさせる。論理的思考等を身に付けるため、国際バカロレア・ディプロマプログラムの中核をなす「知の理論(TOK)」の中から題材を選び、学問的な厳密さについて学ぶ。また、基礎スキル研修で身に付けたスキルを実践するとともに、統計学講座を生かし、「日立市天気相談所データから法則性を見つけよう」という大テーマの下、データ解析を行う探究活動を行うことで、科学的な根拠を示しながら研究する力を育成する。これらの研修後、全員がテーマ研究を行う。サイエンス科生徒は2年次「白堊研究Ⅱ」で行う、課題研究のテーマを自ら探し、決定する。

(2)方法
 対象:高校1年次全員
 単位数:1単位
 実施時間:木曜日 6限
 展開:
  4月~8月 基礎スキル(クラス単位)
  9月~12月 探究活動(クラス単位)
  1月~3月 テーマ研修(サイエンス科80名、普通科40名×4教室)
  ※「探究活動」「テーマ研修」は、1班4人編成で行う。

<令和5年度>
令和5年度 白堊研究Ⅰ年間計画

<令和4年度>
令和4年度 白堊研究Ⅰ年間計画
令和4年度 白堊研究Ⅰ探究活動テーマ一覧

<令和3年度>
令和3年度 白堊研究Ⅰ年間計画
令和3年度 白堊研究Ⅰ探究活動テーマ一覧

<令和2年度>
令和2年度 白堊研究Ⅰ年間計画
令和2年度 白堊研究Ⅰ探究活動テーマ一覧

<平成31年度/令和元年度>
平成31年度/令和元年度 白堊研究Ⅰ年間計画
令和元年度 白堊研究Ⅰ探究活動テーマ一覧

<平成30年度>
平成30年度 白堊研究Ⅰ年間計画
平成30年度 白堊研究Ⅰ探究活動テーマ一覧

<平成29年度>
平成29年度 白堊研究Ⅰ年間計画
平成29年度 白堊研究Ⅰ探究活動テーマ一覧

・白堊研究Ⅱ

(1)目的
 「課題研究」を進めていく中で、研究スキルを向上させるとともに、主体的・対話的な学びを体験し、対話的な学びが、深い学びにつながることを実感させ、研究におけるディスカッションの重要性に気づかせる。併せて、生徒のディスカッション能力の向上を図る。そのため、グループで協働しての研究を行う。各グループには、高校の教員のほか、茨城大学工学部の大学院生をチューターとして配置し、適宜、生徒に質問するなどして、生徒自身に考えさせ、答えさせる機会を増やす。

(2)方法
 対象:サイエンス科2年次(2クラス)
 単位数:2単位
 実施時間:金曜日 5・6限
 担当教員:数学・物理・化学・生物・地学
 チューター:茨城大学大学院理工学研究科 8名 (物理・化学・地学 各2名、 数学・生物 各1名)

<令和5年度>
令和5年度 白堊研究Ⅱ年間計画

<令和4年度>
令和4年度 白堊研究Ⅱ年間計画
令和4年度 白堊研究Ⅱテーマ一覧

<令和3年度>
令和3年度 白堊研究Ⅱ年間計画
令和3年度 白堊研究Ⅱテーマ一覧

<令和2年度>
令和2年度 白堊研究Ⅱ年間計画
令和2年度 白堊研究Ⅱテーマ一覧

<平成31年度/令和元年度>
平成31年度/令和元年度 白堊研究Ⅱ年間計画
令和元年度 白堊研究Ⅱテーマ一覧

<平成30年度>
平成30年度 白堊研究Ⅱ年間計画
平成30年度 白堊研究Ⅱテーマ一覧

<これまでのテーマ一覧>
平成29年度 科学研究テーマ一覧
平成28年度 科学研究テーマ一覧
平成27年度 科学研究テーマ一覧
平成26年度 科学研究テーマ一覧
平成25年度 科学研究テーマ一覧
平成24年度 科学研究テーマ一覧
平成23年度 科学研究テーマ一覧
平成22年度 科学研究テーマ一覧
平成21年度 科学研究テーマ一覧
平成20年度 科学研究テーマ一覧

・白堊研究Ⅲ (平成31年度より開講)

(1)目的
 論文作成の基本的なスキルを身に付けるため、「白堊研究Ⅱ」で実施した研究をもとに論文を作成する。発表会で得られた知見や追試が必要な部分については、さらに実験等を行い、内容を修正する。アブストラクトについては、英文で作成し、研究論文集にまとめる。

SSH研究開発(課題名・目的・目標・概要)
・研究開発課題名

 科学的ディスカッションができるリーダーを育成するための研究

・研究開発の目的・目標

(1)目的
 本校は,日立鉱山・日立製作所の企業城下町に立地し,伝統的にこれらの企業で活躍する科学技術系の人材を多く輩出してきた。現在,産業のグローバル化が進み,日立市や地域産業おいてさまざまな取組が行われ,地域の企業・大学・行政等の支援を受けるなど,本校生に対する期待も高い。そのため,このSSHの取組を通して,将来,科学技術系分野で世界のリーダーシップを発揮する人材を育成していくことを目的とする。

(2)目標
 将来,科学技術系研究者を志望する生徒に対して,高校卒業時に身に付けておくべき能力(科学的リテラシー,数学的リテラシー,コミュニケーション能力等)を課題研究を通して確実に身に付けさせるとともに,好奇心や意欲といった研究者としての資質を身に付けさせる。特に,研究の過程において,しっかりとしたディスカッションをさせることにより論理的な思考力や表現力を重点的に育成する。

【目指す生徒像(Can-Doリスト)】
ア 日々体験する物事に対して好奇心をもって接し,疑問を見出し,問いかけ,答えを導くことができる。
イ 自然現象を,表現あるいは説明,予測することができる。
ウ 自然科学における,実験・推論の考え方が身に付いている。
エ 数学的な概念・手順・事実・ツールを使って事象を記述し,説明し,予測できる。
オ データを数学的に評価できる。
カ 基本的な科学的事実とその意味を理解できる。
キ ディスカッションの重要性を理解できる。
ク ディスカッションの仕方が身に付いている。
ケ ディスカッションによって,自分の論理が正しいのか,どんな修正が必要なのかを明らかにし,研究を深化することができる。
コ 好奇心,思考力,論理性,集中力,持久力,コミュニケーションの必要性への理解,野心など,将来,研究者として必要な資質が身に付いている。

・研究開発の概要

(1)中高一貫校の特性を生かし,課題研究の指導に重点をおいた教育課程の開発
(2)プレゼンテーション能力やグローバル化に対応した外国語コミュニケーション能力の向上に加え,リーダーシップ教育や「知の理論(TOK)」のエッセンス導入によるディスカッションのできる生徒の育成
(3)茨城大学工学部等と連携し,大学での講義や大学での研究に必要となるスキルの先取りを実施するなど高大連携の強化
(4)日立製作所等の企業城下町である日立市の特性を生かした,地域人材の活用
(5)本校中高生によるサイエンスショーなどを通した,地域の小中学生に科学の面白さを伝える活動や,地元の理科教員等の授業スキル向上を図る公開授業の実施など,SSHの成果に係る情報発信機能の強化

SSH研究開発(報告)
・SSH研究開発報告

 

第4期(令和4年度~令和8年度)

第2年次(令和5年度)
令和5年度SSH研究開発実施報告(要約)
令和5年度SSH研究開発の成果と課題
令和5年度SSH研究開発実施報告書①
令和5年度SSH研究開発実施報告書②
令和5年度SSH研究開発実施報告書③
令和5年度SSH研究開発実施報告書④
令和5年度SSH研究開発実施報告書⑤

第1年次(令和4年度)
令和4年度SSH研究開発実施報告(要約)
令和4年度SSH研究開発の成果と課題
令和4年度SSH研究開発実施報告書①
令和4年度SSH研究開発実施報告書②
令和4年度SSH研究開発実施報告書③
令和4年度SSH研究開発実施報告書④
令和4年度SSH研究開発実施報告書⑤

 

第3期(平成29年度~令和3年度)

第5年次(令和3年度)
令和3年度SSH研究開発実施報告(要約)
令和3年度SSH研究開発の成果と課題
令和3年度SSH研究開発実施報告書①
令和3年度SSH研究開発実施報告書②
令和3年度SSH研究開発実施報告書③
令和3年度SSH研究開発実施報告書④
令和3年度SSH研究開発実施報告書⑤

第4年次(令和2年度)
令和2年度SSH研究開発実施報告書①
令和2年度SSH研究開発実施報告書②
令和2年度SSH研究開発実施報告書③
令和2年度SSH研究開発実施報告書④

第3年次(平成31年度/令和元年度)
令和元年度SSH研究開発実施報告(要約)
令和元年度SSH研究開発の成果と課題

第2年次(平成30年度)
平成30年度SSH研究開発実施報告(要約)
平成30年度SSH研究開発の成果と課題

第1年次(平成29年度)
平成29年度SSH研究開発実施報告(要約)
平成29年度SSH研究開発の成果と課題

 

第2期(平成24年度~平成28年度)

第5年次(平成28年度) 
平成28年度SSH研究開発実施報告(要約)
平成28年度SSH研究開発の成果と課題

第4年次(平成27年度) 
平成27年度SSH研究開発実施報告(要約)
平成27年度SSH研究開発の成果と課題

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