令和5年10月8日(日)~15日(日)

・令和5年度 カナダ海外研修

 今年度、4年ぶりに海外研修へ21名の生徒たちが旅立ちました。カナダでSDGsを始めとした環境問題への取り組みに対して理解を深めたり、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の学生たちとのディスカッションをとおして考えを深めたりすることができました。

【日程】
10月8日(日) 出発 バンクーバー到着 市内観光 ブリティッシュコロンビア大学へ
10月9日(月) UBCキャンパスツアー グランビルアイランド (夕食後)大学生との英会話タイム
10月10日(火) サスティナビリティ施設見学と意見交換 スカベンジャーハント
10月11日(水) 博物館ツアー&特別授業 ディスカッション (夕食後)大学生とディスカッション
10月12日(木) スタンレーパークエコツアー バンクーバー市内班別研修
10月13日(金) 学校交流プログラム フェアウェルパーティー
10月14日(土) 帰国の途へ
10月15日(日) 帰国



・10月9日(月)キャンパスツアーの様子

 

 カナダでも有数の名門校であるUBC(ブリティッシュコロンビア大学)のキャンパスはとても広く、1日ではとても回りきれないと感じました。キャンパス内はとても整備されていて、研究施設だけでなく合計10個以上の図書館や寮やスーパーマーケットなど様々な施設があり、まるでキャンパスが一つの街のように感じられました。(参加生徒より)


・10月10日(火)サスティナビリティ施設見学の様子

 サスティナビリティ施設を見学して、UBCキャンパス内の建物には全てに工夫がなされており、かつ無駄がない作りになっていると思った。このように環境に配慮した建物の設計技術はSDGsを達成するための大きな一歩となり、世界中にもこのような建築技術が広がっていくと地球にとっても、生物にとっても大きなメリットであると考えた。(参加生徒より)


・10月12日(木)スタンレーパークエコツアーの様子

 私がスタンレーパークエコツアーの中で最も興味深いと思ったのは、コウモリの保護活動です。コウモリは1日に200匹もの虫を食べるため、私たちの助けにもなってくれているのです。だからこそ、コウモリが無事に生きれるように寝床となる箱を木に設置していました。改めて、自然を守ることは人間が生きていくためにも大切な事であると感じました。(参加生徒より)


・10月13日(金)学校交流の様子

 学校交流では、はじめに交流と小さなアクティビティを行い、その後授業に短時間参加させてもらいました。私は歴史の授業に参加したのですが、学生たちの発言の多さに驚かされました。日本と異なる授業の形は当然国外でしか見ることができないため、この研修に参加してよかったと思える出来事の一つでした。また、日本文化のプレゼンを行いました。各班バリエーションに富んだ内容のプレゼンでしたが、どれも一定数知っている人がいて、日本文化の人気を知り嬉しくなりました。(参加生徒より)


[全体の感想]
 今回のカナダ研修を通して、私は今まで日本に目を向けてばかりだったとわかりました。日本とは全然違う環境に触れ、世界中の国それぞれが違った課題を抱えていることを実感しました。地球をより良くするためには、日本だけでなく世界にまで視野を広げ、様々な問題を解決する必要があると思います。この研修を終え、もっと世界に関心を向けて勉強したいと思いました。(参加生徒より)