演劇部、とうきょう総文2022において内木文英賞
第57回関東高等学校演劇研究大会において最優秀賞に選ばれ、とうきょう総文2022に出場した本校演劇部が内木文英賞に選ばれました。
・演題「なぜ茨城は魅力度ランキング最下位なのか?」(高野心暖と演劇部)
高文祭を終えて 演劇部 3年1組 高野心暖
高校生最初で最後の総文祭は、本当に熱かった。
どの高校も見所が沢山あって、全国大会のレベルの高さをヒシヒシと感じました。
でも、色んな学校を見ていく度に、早く劇したいな、という感情が湧き上がり、部員全員本番が待ち遠しかったです。
迎えた本番は、とにかくお客さんを楽しませようと精一杯やりきったと思います。夢見た全国大会は本当にあっという間に終わって、もっと長く舞台の上に立っていたかった。でもすごく、すごく楽しかった。
結果は内木文英賞。他の演劇部の指標となるような学校に授与される賞という事で、まさかこんな賞を取れるとは誰も思っておらず、名前を呼ばれた瞬間は本当に驚きしかありませんでした。劇を通して、私達の雰囲気や1年間積み上げてきた物が皆さんに伝わったのかなと思い、本当に光栄で誇りに思っています。
しかし、国立劇場でもう一度劇をすることは叶いませんでした。私達の劇を沢山の方に見て欲しかった。また舞台に立ちたかった。
この悔しさは、私の心に残る傷となり、古傷になっても色褪せる事のない「後悔」になると思います。でもこの「後悔」はきっとこれからの私を支えてくれる何かになると信じています。
最後になりますが、第七波が迫る中、お客様がいて、マスク無しで全員で上演できた事は、本当に奇跡だと思っています。「なぜ茨」に関わって下さった全ての方に感謝したいです。本当にありがとうございました。
「よし、行ってきます!」by多栄子