令和5年7月29~31日(土~月)

・かごしま総文2023 研究発表(地学分野)

 7月29日(土)~7月31日(月)に開催された、第47回全国高等学校総文祭鹿児島大会(かごしま総文2023)に研究発表(地学分野)の茨城県代表として出場しました。
 発表の際は、校長先生や保護者にも観覧していただき、自分たちの納得のいく発表ができました。
 発表後の巡検は、鹿児島県にある第一工科大学にて、セスナ機の操縦席やフライトシミュレーションの体験を通して、航空技術を学んできました。
 最終日の閉会式では、自然科学部門の茨城県代表と一緒に記念講演を聞いたり、生徒交流会でよく飛ぶ飛行物体を作成したりしました。
 残念ながら、全国大会での受賞はなりませんでしたが、「さすが全国」と思える、同世代の発表を聞くことができ、また、茨城とは異なった鹿児島の風土にも触れ、とても勉強になりました!

   
   
   
令和4年11月
ヒカリモの研究・保護活動
・日立市と協力して行う東滑川海浜緑地のヒカリモの研究・保護活動(平成22年度~)

 medium
 今年,令和元年7月から東滑川海浜緑地は,愛称が「東滑川ヒカリモ公園」になりました。
 なぜ? ここでは,ヒカリモが一年中見られるからです。

 東滑川海浜緑地には多くの洞穴があります。
 medium
 洞穴の中は,雨がしみ出した水,底には落ち葉がたくさん入っています。
 medium
 真っ暗です。

 ところが…

 ヒカリモが現れると,なんと,水面は黄金色に輝いて見えます(個人的感想です)。
 medium

・「ヒカリモ」とは?
medium
 大きさ5μm(マイクロメートル)の淡水生の単細胞生物です。黄色いモンスターボールのようです。
 この生物は,水面に水風船のような入れ物をつくり,水面に立ち上がります。
medium
 上から見るとこんな感じです。大きさ10μmほどです。

 本当に水面に立ち上がっているのでしょうか?
medium
 本当です。これは,カバーガラスのふちに立ち上がっている様子です。
 このように,水面に立ち上がり生活します。

 黄色みかかった葉緑体をもつヒカリモがたくさん立ち上がることで水面は黄色くなります。
medium
 ちなみに,ここにはヒカリモが,1cm2あたり20万個体ぐらいいます。
 この水面の状態は「溶き卵状」と生物部では呼んでいます。
生物部(令和元年度)
<部員数>
 1年生1名(男子1名)
 2年生3名(男子3名)
 3年生2名(男子1名,女子1名)

<活動日・場所>
 週5日・生物室
 随時,フィールドワーク
生物部の活動写真(令和元年度)
big
 中庭の植物の世話(生物室の生物の世話もしています)

big
 神峰山の生態系調査

big
 研究発表

big
 東滑川海浜緑地のヒカリモの研究・保護活動(日立市と協力)
主な実績(平成30年度)
研究発表会受賞歴
・TGSW-IWP2018 High School SectionにてRafael Kiebooms Award受賞(9月22日)

研究発表会出展歴
・茨城県高校生科学研究発表会(3月16日)
・霞ケ浦環境科学センター環境学習発表会(2月16日)
・第9回「高校生の科学研究発表会@茨城大学」(1月12日)
・茨城県立緑岡高等学校 第4回「英語による科学研究発表会」(12月8日)
・第26回電気学会東京支部茨城支所研究発表会(11月17日)
・第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)(10月14日)
・第12回 高校生理科研究発表会(千葉大学)(9月29日)
過去の顕著な活動歴(全国大会以上)
平成28年度
・第60回日本学生科学賞中央審査 入選3等

平成26年度
・Intel International Science and Engineering Fair 2014
 (アメリカ・ロサンゼルス) 日本代表として出場
・第38回全国高等学校総合文化祭「いばらき総2014」
・自然科学部門研究発表部門生物分野 優秀賞受賞
・自然科学部門ポスター発表部門 奨励賞受賞

平成25年度
・第11回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)花王賞受賞(世界大会へ)

平成23年度
・第35回全国高等学校総合文化祭「ふくしま総文」
・自然科学部門研究発表部門生物分野 奨励賞受賞