令和6年1月6日(土)

・第14回高校生の科学研究発表会@茨城大学

 2024年1月6日(土)、第14回高校生の科学研究発表会@茨城大学が茨城大学水戸キャンパスで行われました。地学部からは2年次4名がポスター発表部門、1年次4名が口頭発表部門に出場しました。今年度の茨城大学の発表会は口頭発表が19件、ポスター発表が29件でした。1年次は、9月末のポスター発表、12月の口頭発表と経験を重ね、今回は前2回より、スムーズに発表ができたようです。また、2年次は9月、12月と審査員の先生方からいただいたアドバイスを生かして、発展させた研究発表を行うことができました。その結果、2年次はポスター発表部門で優秀発表賞をいただくことができました。






令和5年12月2日(土)

・令和5年度茨城県高文連自然科学部研究発表会

 2023年12月2日(土)、令和5年度茨城県高文連自然科学部研究発表会兼第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会茨城県予選が茨城県立土浦第三高等学校で行われました。
 地学部は、2年次が「河川流域の土壌による涵養機能と河川の氾濫の関係性について」、1年次が「流水中の真砂土が流水の新色力に与える影響」という研究題目で発表しました。
 2年は経験もあり、準備も計画的で審査員の先生方からも、スライドや発表の仕方まで褒めていただくことができました。1年は、発表で緊張していましたが、8分間の口頭発表と2分間のポスター発表を手分けして、頑張って発表しました。
 また、開閉会式や記念講演では、生徒実行委員として司会なども行いました。
 結果発表を待つ間の記念講演では、茨城大学大学院理工学研究科(理学野)の鳥養祐二教授の「トリチウム処理水って?」を拝聴しました。
 そして、結果発表が行われ、口頭発表地学部門で2年次が最優秀賞、1年次が奨励賞を受賞し、2年次は2024年8月に行われる、清流の国ぎふ総文2024の自然科学部代表に推薦されました。全国まで、さらに研究を深められるよう頑張ります!

 

 
令和5年11月
令和5年11月11~12日(土日)

・スターキャッチコンテスト@冬合宿

 2023年11月11日(土)~12日(日)、常陸太田市にあるプラトーさとみで行われた、茨城県高文連主催の「冬季研究大会および合同観測会」、通称「冬合宿」に参加しました。
 夏合宿との最大の違いは、スターキャッチコンテストという望遠鏡に天体を導入するはやさを競うコンテストが開催されるところです。夏合宿で天体を導入するコツを講師の先生方に教えていただき、暗くなるのが早くなる10月の終わり頃から、普段の活動でも、暗くなったタイミングで望遠鏡を中庭に出して、観測の練習を行ってきました。2年次の2人は、自分たちの思い通りに天体を導入できるようになっており、16チームが参加した後半組のコンテストで桜井(2年)・齋藤(1年)ペアが優勝、小西(2年)・板橋(1年)ペアが3位となりました。このコンテストは賞品がでます。3位は「サメの歯の化石」、1位は「ジェムストーンセット」をいただきました。コンテストだけでなく、この日の空はとても条件が良く、冬の天の川、すばる、土星など、本当に綺麗な星空でした。
 その他にも、茨城大学大学院理工学研究科(理学野)の百瀬宗武教授のALMA望遠鏡で見える宇宙についての講演、プラトー名物のバイキングの夕食、引率の先生方のワークショップなど、盛りだくさんの経験をして、大満足の天体観測合宿でした。

 

 
令和5年10月29日(日)

・科学の祭典・日立大会「小さな宝箱をつくろう」

 2023年10月29日(日)、日立シビックセンター(マーブルホール)で行われた、科学の祭典・日立大会に出展しました。「小さな宝箱をつくろう」というタイトルで、会瀬海岸(日立市)の海砂に含まれる高温石英をはじめとした鉱物と、沖縄の竹富島が有名な「星砂」と呼ばれる大型底生有孔虫のBaculogypsina(星砂)とCalcarina(太陽の砂)を実体顕微鏡で観察してもらうワークショップです。子どもたちが観察して気に入った鉱物や有孔虫を、レジンで固め、キーホルダーにしてお土産として渡しました。事前に準備した整理券は、午前中で全て配布してしまいました。その後も、「体験できますか?」とたくさんのお客さんが来て下さったので、急遽、鉱物や有孔虫を顕微鏡で観察するだけの体験コースも用意して、たくさんの子どもたちと触れ合うことができました。次は、レジンを硬化する時間を工夫して、もっとたくさんの子どもたちに体験して、お土産まで渡せるように、実施方法を工夫したいと思います。







 
令和5年10月22日(日)

・日立の岩石展(古生代~新生代)

 2023年10月22日(日)、10月19日(木)~25日(水)、日高交流センター(日立市)にて行われていた「日立の岩石展(古生代~新生代)」に行ってきました。
 2年生が行っている宮田川の研究で、流域の環境に注目しているため「日立市の地層についても知りたい!」と日立市郷土博物館特別専門員(茨城大学名誉教授)の田切美智雄先生から、ご指導を受けています。22日は田切先生が講演されると言うことで、日本最古の地層についての講演を拝聴しました。ご講演の中では、9月8日(金)の集中豪雨での河川の氾濫についても説明がありました。小木津山自然公園内を流れる東連津川は、河川の流路が変わってしまうほどの氾濫があったそうです。地学部の河川の研究は、最終的な目的が「河川氾濫の防災・減災」です。地域の防災・減災に役立つ研究になるように頑張ります。

 
令和5年9月30日(土)

・第17回高校生理科研究発表会

 2023年9月30日(土)千葉大学(千葉県千葉市)にて、第17回高校生理科研究発表会に参加しました。2年生は「河川の氾濫と流域環境の関係性について」、1年生は「真砂土が流水に与える影響と治水設備」というテーマで、研究成果をポスターにまとめて発表しました。2年生は、試行錯誤の中7月に研究の方向性を大きく転換しました。1年生は、6月にテーマを決め、夏休み中に予備実験を重ねて実験方法を立案したところです。どちらも、研究の途中経過の発表でしたが、発表コアタイムの1時間に休み無く、審査員をはじめ、大学や高校の先生方が足を止めて、質問や提案をしてくださいました。また、同じ高校生ともポスターについてディスカッションしたり、ポスターが隣の発表者と仲良くなったりしました。頂いたアドバイスを最大限に生かして、12月の全国総文祭(2024ぎふ総文)の茨城県予選に向けて研究を深めて行きたいと思います。






令和5年8月16~17日(水~木)

・合同観測会

 2023年8月16日~17日にかけて、茨城県高文連自然科学部が主催する、「夏季研究大会並びに合同観測会」に地学部全員と生物部の合同メンバーで参加してきました!
 天気が危ぶまれましたが、夜になると空が晴れ、自分たちの望遠鏡で土星がきれいに観測できました。
 17日には、はやぶさ2がリュウグウから採取した岩石を解析している、原子力研究開発機構の大澤崇人先生の講演を聞いたり、本校生も生徒実行委員として運営に携わった生徒交流会に参加したり、充実した2日間を過ごしてきました!





 

令和5年8月4日(金)

・海砂採取

 2023年8月4日(金)、会瀬海岸にて、10月に日立シビックセンターで行われる「青少年のための科学の祭典・日立大会」に出店するワークショップのための材料集めと、研究でモデル実験を行うために必要な材料集めを兼ねて、海砂を採取しました。夏なので、熱中症および日射病対策として、朝7時に会瀬海岸に集合して、9時前には部室に戻る計画で実行しました!
現在、地学室で、海水を洗い流して、砂を乾かしている最中です!



 

令和5年7月29日(土)

・かごしま総文2023総合開会式

 2023年7月29日(土)に実施された、第47回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会(かごしま総文2023)の総合開会式に、茨城県高文連からの代表として、茨城県高文連自然科学部生徒実行委員長である本校生徒が出席してきました。
 緊張の中、朝6時50分に宿泊施設を出発して、8時過ぎからリハーサルを行って、午後の総合開会式に備えました。
 茨城県代表として、第38回茨城大会の時の大会テーマを発表してきました!

 

令和5年7月22~23日(土~日)・7月26日(水)

・日立一高ワークショップ@日立シビックセンター・白堊ネイチャー

 2023年7月22日(土)・23日(日)、日立シビックセンターにて、「日立一高ワークショップ」を科学館9階ひらめきアトリエにて実施しました。22日(土)は物理部と地学部、23日(日)は数学部と生物部がそれぞれ、子供向けに実験・観察・工作などを指導しました。

 地学部は22日(土)に「鉱物の結晶構造」をテーマに、実際の鉱物結晶のルーペによる観察、分子模型による結晶構造の説明を行った後に、ストローとゴムひもを使って、鉱物の結晶構造の基本である正四面体を工作する展示を行いました。




 7月26日(水)にも、同様のワークショップを附属中学校向けに白堊ネイチャーとして行いました。

 

令和5年6月18日(日)・6月26日(木)

・自然科学部研究発表練習会および生徒顧問研修会・3年生引退式

 2023年6月18日(日)、水戸にある県立図書館で実施された茨城県高文連自然科学部研究発表練習会および生徒顧問研修会に、生物部と一緒に参加してきました。
 この会の司会や運営をしているのは、令和4年度の6月から1年間、生徒実行委員を務めた日立一高地学部の2・3年生の生徒たちです。令和5年度の実行委員には、地学部、生物部双方から立候補者が出て、これからの合宿や研究発表会の運営に携わって行きます。

 生物部は7月末からのかごしま総文2023の茨城県代表に選ばれており、今回の研究発表練習会でも、研究発表の練習および他校へのお手本として、発表を行いました。1年生も発表を聞いて、疑問に思ったことを発表者に質問していました。


 午後は、生徒同士で、実験ワークショップを行い、本校は地学部が「地震の共振現象」「鉱物の結晶構造」の実験・工作を、生物部がヒカリモの観察を他校生に向けて発表しました。



 この生徒顧問研修会が地学部3年生、最後の行事になります。そこで6月26日(木)に3年生の引退式も行いました。1・2年生から進路実現に向けた、励ましの言葉をまとめた色紙がプレゼントされました。3年生、本当にお疲れさまでした。

 

令和5年5月21日(日)

・JpGU2023高校生セッション

 2023年5月21日(日)、幕張メッセ(千葉県)で行われた、日本地球惑星科学連合(JpGU)2023年大会の高校生セッションで、地学部の2・3年生と白堊研究Ⅲ(地学分野)の生徒がポスター発表を行いました。大学の先生をはじめとする研究者の方々から、ご質問やご意見をいただくことができ、とても勉強になりました。

令和5年5月3日(水)

・地学部新入生歓迎会@日立シビックセンター

 2023年5月3日(水)に、新入生歓迎会として、2か月に1回程度実施している、日立シビックセンターでのプラネタリウム鑑賞に行ってきました。
 GW中だったので、屋上ではボランティアの方による「太陽観測会」が行われており、太陽観測もさせてもらえました。

 


 地学部は、火曜日を除く平日の放課後、特別棟1階の地学室で活動しています。
 各種研究発表会(年間4回程度)とワークショップ(年間5回程度)、プラネタリウム鑑賞(2か月に1回程度)、フィールドワーク(月1回程度)の活動では、土日に活動日があることもありますが、その時には平日の活動の休養日を増やすなどしています。

令和4年11月
地学部(令和元年度)
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<部員数>
 1年生2名(男子1名 女子1名)
 2年生7名(男子6名 女子1名)
 3年生2名(男子2名)

<活動日・場所>
 週3日 本校特別棟地学室

<年間活動計画>
 5月 日本地球惑星科学連合大会
 7月 全国総文祭
 9月 千葉大学研究発表
 11月 総文祭予選・科学の祭典
 12月 地学オリンピック
 3月 茨城県高校生化学研究発表会
全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)
・茨城県 高文連 自然科学部研究 発表会(土浦第三高等学校)(11月2日)
 令和元年11月2日(土),茨城県高文連自然科学部研究発表会が行われ,地学部が参加しました。
 会瀬海岸についての研究発表を行った結果,地学部門の最優秀賞を受賞することができ,
 来年開催される第44回全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)に出場することになりました。

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全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)
・第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)出場
 地学部が,第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)に出場しました。

   期日:令和元年7月27(土)~29(月)
   場所:国立佐賀大学(佐賀県佐賀市)

感想:
 私たち地学部は,7月27日から始まった第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)の自然科学部門研究発表(地学部門)に出場しました。巡検研修では有明海の干潟体験に参加し,研究発表では「会瀬海岸でみられた4年間の海浜地形変動とその要因について」のテーマで口頭発表を行いました。入賞することはできませんでしたが,他県の代表高校の発表は非常に素晴らしく,刺激を受けることができました。(3-A高土海都)
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部活動の実績(平成29年度)

・地学部が総文祭2018への出場を決めました
 地学部が,2017年11月3日(金)に県立土浦三高で開催された平成29年度茨城県高文連自然科学研究発表会にて,研究発表部門ならびにポスター(パネル)部門において,最優秀賞を獲得しました。この結果を受けて,全国高等学校総合文化祭信州総文2018へ出場する予定となっております。
受賞生徒氏名:磯部将義(2年)・川﨑剛(2年)・細谷隼世(2年)
            高戸海都(1年)・島野航輔(1年)
受賞題目名:「茨城県会瀬海岸でみられた2年間の海浜地形変動について」
(平成29年11月17日掲載) 

・第17回白堊ネイチャースクールを開催
 平成29年8月11日(金)に,中学生を対象とした白堊ネイチャースクールを開催致しました。当日は,物理・生物・化学・地学・数学・英語の計6講座を開講し,本校の部活動所属生徒がティーチングアシスタントとして,実験の補助を行いました。詳細につきましては,以下のPDFをご覧下さい。
第17回白堊ネイチャースクールの報告(PDF)
 (平成29年9月29日掲載)

部活動の実績(平成28年度)

地学部
・「高文連自然科学部研究発表会」にて
優秀賞を獲得しました。